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渥美半島仕様・収穫作業のご提案・ご紹介ページです。

 日本最大の秋冬・春キャベツの産地である渥美半島収穫作業体系において、最善・最適化を研究実施する篤農家の方々が集まる作業体系の見本市会場の様な産地ですが、圃場からの運び出し車両はキャタピラーに集約されたようですが、更なる省力化をの可能性を求め次の二点をご提案・ご紹介。

 

【マルチ無し、露地栽培、畝立てピッチ約60cm、クローラー運搬車両が中心の作業体系】

 

第一点; ウス・セル育苗におけるセル/アンダ―トレイ/播種トレイ/定植苗トレイ/空トレイ横持移動を一貫作業とし

     て省力化を図るご提案で、中心は『カムサー式育苗台車』🔗です。 ≪他の産地もセル苗の活用に移行しています

 

第二点; 切り取りキャベツをクローラー運搬車両に直接バラ積み、又はプラスチックコンテナ(40kg入り)に入れ、その

     後の作業を省力化するご提案で、中心はローラコンベア搬送装置(以後,RC搬送装置と記載)でRC(ローラ

     コンベアの能力を最大・最適に生かす協働品の組み合わせのご提案です


 尚、ご質問内容が複雑・多岐な場合が多く疑問点は、ご遠慮なくお電話ください。

    電 話:078-950-9050

    FAX:迷惑な、営業faxが山のように来ますので、記載していません。

    E-mail: info@khamsa.co.jp(お手数ですが入力下さい。)

    担 当:  植野(技術営業)

    営業時間: 09:00~17:00(土日祝日を除く)


【渥美半島の田原市及び豊橋市のキャベツ農家の方限定】

☆現物をもって無料デモンストレーションに伺います☆

1.受付・実施期間; 自:2024年8月~至:2025年7月31日

2.一か月に一回、第二週の2~3日程度。≪9月予定:8日~10日(火)≫

3.訪問先数と訪問時間は打ち合わせ。金曜日等出荷休日をご希望の場合???

  ご遠慮なく、是非お申し込みください。お待ち申し上げます!

 ※ 申し込み状況は、この記事の下段に広報します。


   対 象 月;  8月  9月 10月 11月 12月  1月  2月  3月  4月  5月  6月  7月

  お申込み件数;  終了  零件  零件  零件  零件  零件  零件  零件  零件  零件  零件  零件


収獲出荷時の大別して四つの作業形態の現状と御提案


◆第一作業形態(プラスチック箱で作業場に持ち帰る)

 キャタピラーに搭載のプラスチック箱(40kg入り)にキャベツを入れる  農道で軽トラック&小型トラックに積み替え  作業場に持ち帰りダンボール箱に詰め ⇒ トラックに積んで集荷場に搬入


課題1: プラスチック箱(40kg)を持ちあげない & 持って歩かない。  ≪引きずる/滑動させる & RCで転ばす≫




課題2:キャタピラーは速度と方向転換が遅く路上車両の入れ替えに時間を取る。又対向車線を確保する必要有り。

    ≪ローラコンベアをトラックの後方又は側方より差込、車両に転がしこむ(逆勾配でも軽く押すと動く)≫

    ≪コンベアの一端はクローラ荷台高さより低く設置、他端はトラックの荷台又はアオリに載せる≫


≪ 活躍するモノは、ローラコンベア、伸縮二脚コンベア支持台、伸縮一脚アオリ水平保持具です ≫

手書き画像を載せる



◆第二作業形態(晴天の日、弱い雨の日は圃場で箱詰め)

 キャタピラーにバラ積みで満載 ⇒ 農道沿いでダ ンボール箱詰め/トラックに積載 ⇒ 集荷場に搬入


課題3:段ボール箱(空箱&実入りの箱共に)を持って歩く距離/歩数を最小にする。 ≪シーズン中毎日のこと≫

    ≪RC搬送装置活用: キャタピラーの位置(圃場内又は農道)、箱詰め作業員の数と箱詰め台の配置≫

    ≪RCをトラック側面又は後方より差し込む、又はアオリに掛け渡す。≫・・・等々のご自身に最適な工夫



研究課題:キャタピラを農道にまで乗り出しているが、圃場内に留め置き、箱詰め台も圃場内に置くと;車両間の

     距離は近くなり、車両の少しの移動及び入れ替えも簡単に成る。




◆第三作業形態バラ積みキャベツ満載のキャタピラを作業場に持ち帰る

 常時、作業場に持ち帰りキャタピラーにバラ積みで満載 ⇒ 作業場に持ち帰りダンボール箱詰め/トラックに積載 ⇒ 集荷場に搬入


良い写真の撮影待ちです



◆第四の作業形態【作業場での箱詰め作業】

 第一作業形態、雨天時の第二作業形態、第三作業形態、全ての生産者が取り組む作業形態でする。

 第二作業形態の方のご意見は、作業場で箱詰めする作業形態は、生産規模や作業場の環境にも因るでしょうが、全体効率で15~20%落ちるとのことです。

 

◆RC導入による省力化にご検討頂き・工夫をお願いする事項;全ての物品と作業者の位置、及び物の流れが重要。

 1.持ち帰ったキャベツの位置:基本的に一番奥が良いと思われます。

 2.空箱の置く位置(複数)と箱詰め台及び作業者の位置と方向。

 3.パレットを床に置く場合はその配置。平面の枚数と位置及びパレットの段重ね(満載⇒フォークでとる)。

   フォークが無い場合はトラックの荷台にパレットを配置。パレットを使わない場合はトラックに直接積む。

 4.RCは3メートルに10cm前後の傾斜を付けると、実入りの箱は置くだけで自然に走り出さす。これをコロ

   コロ角度(約3度)と言う。≪斜度は、零度でも軽く押せば動くので約水平であれば、反対側に落ちることを

   注意すれば問題は無い≫RCの長さは3メートル、2メートル、1.5メートル、1メートルが有り、直列に

   又は並列に又は交差して、又は個別に独立して・・・ご自分に最適な選択をする。

 5.運送用のトラックは外側が望ましく、ウイング車等雨の心配が少ないもので、フォークリフトを活用する場合

   は車道でも良いと思われる。

 6.基本の配置体系は、外側から運送トラック フォークリフト⇔パレット ⇔ RC(ローラコンベア) ⇔ RC

         の左右又は先端部に箱詰め台と作業者 を配置  空箱とキャベツの配置が一例として考えられます。

   フォークリフトを使わない場合は、RCの一端を運送トラックの荷台又は水平にしたアオリに置く、又はRC

   をトラックの横の低い位置でセットし、積み替える。